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3分動画で学ぶ!DXのキホンと誤解

DXとは

デジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉が世の中に溢れています。

デジタル化の機運が高まる一方で、「そもそもDXってなんだっけ?」という原点に立ち返って、DXの定義を整理されている方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたい動画が、「デジタルトランスフォーメーション(DX)ってなんだ」です。

「業務改善」よりも「業務改革」という意識を持とう

紙をデジタルデータにして、サーバーに置くというデジタル化(デジタイゼーション)も大切ですが、デジタル技術を活用して、働き方やビジネスモデルを変革するという考え方が重要です。そこで意識したいのは、「業務改善」と「業務改革」の違いです。業務改善は、今ある業務の延長線上に改善策を見出して、一部のムダやムラを取り除いていくことであり、業務改革は、業務プロセス全体を見直し、再構築することです。

業務改善は、通常の業務のなかで意識しているとおもいます。しかし業務改革となると、トップの合意なしに実現は難しく、一部門の取り組みだけでは、組織全体の横断的な波及効果は望めません。

当然のことながら、ある日突然業務改革が実現することはありません。どうすれば日々の業務改善を全体変革へ結びつけるかという発想力も必要です。

DXを目的化してはいけない!

デジタル化は、DXのプロセスであって、手段なのです。DXを目的化してしまうと、散発的なデジタル化に留まり、一部の成功体験あるいは失敗体験が生まれるもののそれを組織内で展開していくことは困難です。トップの号令があって、DXをどう捉えて、何を実現するのかを共有することではじめてDXが進みます。

DXという手段を使って、ユーザーに価値提供を試みるのか、業務プロセスを見直して生産性を向上させるのか、業界横断的にサービスを展開していくのかなど、目指すゴールを設定して、取り組むことが大切です。

DXを実現するための5つのポイント

DXのポイント

DXを推進するうえで、この5つのポイントは、最低限押さえておきましょう

  • ユーザーに新しい価値を提供
  • デジタル技術で課題解決
  • トップが経営の変革をリード
  • 事業モデルの変革
  • 業界を横断して実践

DXは、ITと経営の一体化で実現するものです。DX先行企業の事例を見ると、トップからの明確なビジョンが打ち出されており、一部門に実行の負荷をかけるものではなく、組織全体で取り組んでいる様子が伺えます。

今回ご紹介した動画を自社内でDXの推進を目指すすべての方と共有していただき、DX実現のきっかけにしていただければと思います。

動画はこちら

concept『 学んで、知って、実践する 』

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