用語集

DX関連用語集

アジャイル/アジャイル開発

ユーザーの変化する要求に対応するために、機能を中心とした小さな開発サイクルを回す開発手法のこと。

くわしくはこちらの記事もご覧ください。 アジャイルとは?今さら聞けないDX関連用語をわかりやすく解説 記事タイトル画像

オープンイノベーション

企業の内部と外部のアイデアを組み合わせ、革新的で新しい価値=イノベーションを創り出すこと。

カーボンニュートラル

炭素中立。二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量から、植林や森林管理などによる吸収量を差し引いて、合計を実質的にゼロにすること。目的は地球温暖化を防止すること。

競争領域

ビジネスにおいて、価格や機能差などで競争する領域。主に実装部分が競争領域になる。
<関連語>協調領域

協調領域

ビジネスにおいて、仕様などで協調する領域。共通仕様にすることで顧客価値を向上させる領域。
<関連語>競争領域

クラウドサービス

従来は利用者が手元のコンピュータで利用していたデータやソフトウェアを、サービス提供者がネットワーク経由で、サービスとして利用者に提供するもの。  クラウドサービスパターン
出典:IPA「DX白書2021」https://www.ipa.go.jp/ikc/publish/dx_hakusho.html

ケイパビリティ

能力。ビジネスにおいては、企業の組織的能力や強み。
<関連語>ダイナミック・ケイパビリティ dynamic capability は動的能力の意味であり、ビジネスでは変化する経営環境に合わせて素早く変革できる経営能力。デイヴィッド・J・ティースの提唱。
<関連語>オーディナリー・ケイパビリティ ordinary capability は普通の能力のことであり、ビジネスでは経営資源を効率的に利用して最大限の利益を得る能力。

コミットメント

委任。責任を伴う約束。

コンテナ

コンピュータ上に他のプロセスから隔離されたアプリケーションの実行環境を構築することにより、仮想的な動作環境を実現すること。より少ないコンピュータリソースでアプリケーションを実行できる。

サイバーフィジカルシステム

実世界(フィジカル空間)におけるモノやヒト、コトのデータを収集し、コンピュータの仮想世界(サイバー空間)でデジタル技術を用いてデータを知識とし、それをフィジカル空間にフィードバックして価値を創出するループを繰り返すシステム。

事業継続計画(BCP)

企業が自然災害やシステム障害などの緊急事態に事業を継続するための計画。この計画では災害を最小限に抑え、早期復旧を図る。略語は BCP。

ディスラプション

破壊。ビジネスでは破壊的イノベーションの意味で使われることがある。

出口戦略/計画

投資から収益を得る戦略や計画。Exit プランやイグジットプランとも呼ばれる。

デザイン思考

既存の問題や課題を解決するのではなく、製品やサービスを使用するエンドユーザの立場から考えて、根本的な解決を探ること。

デジタイゼーション

デジタル化。IT 化と同義。経済産業省「DXレポート2」の定義では、アナログ・物理データのデジタルデータ化のこと。

デジタライゼーション

デジタル化して製品やサービスの付加価値を高めること。経済産業省「DXレポート2」の定義では、個別の業務・製造プロセスのデジタル化のこと。

デジタルツイン

現実の世界から収集した様々なデータを、コンピュータ上で再現する技術のこと。
現実世界とバーチャル世界が双子のような関係を表す。

ノーコード開発

プログラムコードを書くことなくソフトウェア開発をすること。
プログラムのコード部品を組み合わせることで開発する。
<関連語>ローコード開発

バリューアップ

価値向上。ビジネスにおいては、製品やサービスの価値を向上させること。

ブレークスルー

進歩、前進。ビジネスにおいては、画期的なできごとを指す。

マイクロサービス

小さな独立した複数のサービスでシステムを構成すること。
他のシステムの機能に影響を与えにくいため、拡張性や耐障害性などに利点をもつ。

くわしくはこちらの記事もご覧ください。 マイクロサービスとは? 今さら聞けないDX関連用語をわかりやすく解説

マインドセット

思考パターン。経験から構成される考え方の傾向性。

ラン・ザ・ビジネス

既存ビジネスの維持や運営のこと。

リーンスタートアップ

無駄を排除(リーン)した最小限の製品やサービスで起業する方法。

レガシー

遺産。DX推進やITシステムの文脈では、「負の遺産」の意味で使われることがある。

レジリエンス

回復力。困難な状態から回復する強靭な力の意味で使われることが多い。

ローコード開発

最小限のプログラムコードを書くことでソフトウェア開発をすること。
既存のコード部品の組み合わせと作成した最小限のコードで開発する。
<関連語>ノーコード開発

AI

エーアイ Artificial Intelligence
人工知能のこと。

DevOps

デブオプス
開発担当(Development)と運用担当(Operations)が連携・協力し、開発するソフトウェアの開発手法のこと。迅速・確実にユーザーにビジネスの価値を届けることを目的とする。

IoT

アイオーティー Internet of Things
モノのインターネット。
様々な機器やデバイス、センサーなどのあらゆるものがインターネットに接続され、通信可能であること。

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PoC

ピーオーシー Proof of Concept
概念実証。
新しいプロジェクトが本当に実現可能かどうか、効果や効用、技術的な観点から検証する行程を指す。

SDGs(持続可能な開発目標)

エスディージーズ Sustainable Development Goals
持続可能な開発目標。
国連が定めた 2030 年まで持続可能な世界を目指すための目標。

SOA

エスオーエー Service-Oriented Architecture
サービス指向アーキテクチャ。
システムなどの設計様式の一つで、システム全体をエンドユーザ側から見たソフトウェアの機能単位である「サービス」(service)の組み合わせによって構築すること。
サービスを提供するソフトウェアの独立性が高く、お互いの依存関係が低くなるといった利点がある。

Society5.0

ソサエティ5.0
コンピュータ上の仮想空間(サイバー空間)と実世界(フィジカル空間)を融合させた社会で、経済発展と社会的な課題解決を行える人間中心の社会。
Society 1.0 の狩猟社会、2.0 の農耕社会、3.0 の工業社会、4.0 の情報社会に続く社会。

VUCA

ブーカ
Volatility 変動性、Uncertainty 不確実性、Complexity 複雑性、Ambiguity 曖昧性の頭文字を合わせたもの。
未来の予測が困難な状況。

concept『 学んで、知って、実践する 』

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