DX推進指標とは ~DX推進における「健康診断」~

DXの推進が企業にとって喫緊の課題と言われるなか、自社の取り組みを進めるにあたって次のような悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
「何から手を付ければよいのかわからない」
「取り組みは始めたけれど、自社のDXレベルがわからない」
このような悩みを解決するために作られたのが、「DX推進指標」です。
DX推進指標とは
企業のデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)を推進していくにあたっては、経営幹部や事業部門、DX部門やIT部門など、関係者が現状や課題に対する認識を共有し、アクションに繋げていく事が不可欠です。
2026年4月より、デジタルガバナンスコード3.0に基づいた設問構成による自己診断となっており、より経営目線での組織のDX推進体制、環境の分析が可能となりました。DX推進指標を効果的に活用する事で、組織のビジョン(あるべき姿)とリンクしたDX推進に必要な課題と現状の分析が可能です。
DX推進指標の提出については、下記をチェック!
【それ、フェイクDXかも?】IPAの「DX推進指標」で自社をチェック
DX推進指標を使ったDXのあるべき進め方

①自社の立ち位置を知る
- DX推進指標に回答し、成熟度と現状の把握をする
- 根拠・エビデンスを添えて事実ベースで可視化
- 強みと課題を考え、議論の材料を整える
②回答結果を基に分析する
- 社内の関係者で結果や回答を議論する
- あるべき姿とのギャップと原因を特定する
- 3年後の目標を定める
③アクション
- 具体的な事業施策に落とし込む
- KPI、マイルストーン、体制、予算などを設定する
- 実行責任者と期限を明確化し、直ちに着手する
④アクションの進捗管理
- KPIの進捗を管理す
- 計画を見直し、次の施策へと反映する
- 年次で再診断し、ベンチマークデータを基に分析する
DX推進指標の構成
DX推進指標は、定性指標と定量指標により構成され、デジタルガバナンス・コード3.0の(1)基本的事項(①柱となる考え方及び②認定基準)及び(2)望ましい方向性に対応し、②認定基準に基づく設問と(2)望ましい方向性に基づく設問により構成されています。

デジタルガバナンス・コード3.0は大きく7つの柱に分けられています。
1.経営ビジョン・ビジネスモデルの策定
2.DX戦略の策定
3-1.組織づくり
3-2.デジタル人材の育成・確保
3-3.ITシステム・サイバーセキュリティ
4.成果指標の設定・DX戦略の見直し
5.ステークホルダーとの対話
成熟度レベルの考え方
成熟度レベルについてはレベル0からレベル5の6段階構成となっており、レベル0からレベル4は個社内の取組水準として、レベル5は個社の取組を超え、社会価値を創出している水準として設定しました。
※レベル5として回答する場合は、エビデンスと根拠の記載が必須となっています。

まずは、DX推進指標で自社のDXレベル(成熟度)をチェック
DXに取り組む事業者を経済産業大臣が認定する「DX認定」、各業界の模範DX先進企業を表彰する「DX銘柄(上場企業向け)」「DXセレクション(中堅・中小企業等向け)」と、それぞれのステップに応じたDX推進施策の中で、DX推進指標は定期的な診断ツールとして、ご使用下さい。

※ベンチマークデータの方針については、2026年秋頃の公表を予定しております。公表まで今しばらくお待ちください。
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